今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2005年08月23日(火) 甲子園

最後の最後で、またどたばたですね。

このニュースを見ていて、やっぱり時代は
変わっているのかなと思いました。

暴力がどうこうというのではありません。
ネガティブな情報を持ったときに、
それを利害関係者に速やかに開示することが
企業や団体の存続に関わる、危機管理の鉄則であることを、
実感したんです。

僕は、いちおう企業のコンプライアンス部門にいます。
不祥事は起こしてはならないように予防線は張りますが、
人のやることなので、悪いことも発生してしまいます。
問題は、発生したことではなく、
発生した問題を速やかに関係者に報告したかどうか、
対策をとったかどうかが、社会からの見かたになっています。

某自動車メーカーがその典型例ですよね。
某食品会社は、会社もなくなりましたし。

最近のいろいろな事例を踏まえて、今回の件をみれば、
今回の件、最初から公表していれば、
関係者だけは処罰されても、
チームにはなんらの影響もなかったはず。
それが、最近の社会情勢というもの。
特に今回は、最初に出場辞退したところがある。
同じような案件で、異なる判断がされるとは思えない。

企業は危機管理の観点から、不祥事対応については、
重要視していると思う。
でも、こういうのは一部の企業であって、大半のところは
隠蔽しよう、穏便に済ませようと躍起になっている。
それが、自らの首を絞めることになるのが最近の状況という
ことを、全然わかってないみたい。

ただ、いずれにせよ、社会的信用というか、名誉というか
そういうものにかなり大きな傷がついたのは事実。
学校の危機管理も、きちんと考える時代だと思うのですが。


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