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2002年02月10日(日) 香料としての薔薇

香料の原料として栽培されている薔薇には大きく分けて2種類があるそうです。
「本当に薔薇のすべてが分かる」と言う本では
「ロサ・ダマセナ」はむせ返るような甘い香りでモロッコとブルガリアが主な産地、「ロサ・センティフォリア」は甘酸っぱい香りで産地は南フランスで別名「ローズ・ド・メイ」・・・。
ここで引っかかったのが「ローズ・ド・メイ」。
私がオールド・ローズに興味を持つきっかけとなった「薔薇の庭作り(平凡社)」にはこの2つが別々に載っているのです。
しかも「ローズ・ド・メイ」はダマスク系として・・・?
これでは「ダマセナ=メイ=センティフォリア」になってしまうじゃないですか?!
そこでインターネットで検索すると確かに某有名なHPでも「ロサ・センティフォリア」と「ローズ・ド・メイ」の2つが当然のごとく載っていました。
しかもそのHPの写真は某植物園での撮影と言うことですのでいい加減なものではないでしょう。
では本が間違っているのかと思いさらに検索すると、見つけましたやっとこさ。
アロマ関係のHPで薔薇の歴史としていくつか解説が見つかったのです。
その解説によると「ダマセナ」と「センティフォリア」の関係は間違いありません。
「ローズ・ド・メイ」は、と言うとこれもありました。
「南フランスのグラースの5月を飾ることから・・・」と言う記述。
綴りからもフランス語っぽいと思っていましたがやはり「メイ=センティフォリア」のようです。
ではなぜ、薔薇愛好家のページが間違っているのか、大いなる謎です。
これはいつか私自身がフランスに渡り確かめてくるしかないでしょうか?・・・。
新たなる野望を胸に(笑)、いい夢見よっと。


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