|
|
■■■
■■
■ ラジオババア
本当は写メ日記に上げていたんだけど、長文なのでこっちへ。
もう本当。マジで怖かった。何だよ。今日は厄日なのか?!(涙)
仕事帰り。駅から歩いていたら、途中反対車線の方からブツ、ブツというノイズが聞こえてきた。 どうやらラジオを荷台に乗せたおばさんらしく、チャリで私を抜かして走り去っていく。 うるせー気味悪いババアだなぁと思ってそのときは気にしなかったんだけど…
しばらく歩いてるとまたそのノイズが聞こえてくる。 自転車なのに。さっき私を追い抜いていった筈なのに、 何故か私と同じようなペースで進んでいるのだ。 まぁ、反対車線側のことだし気にすることないか、と音をうざく感じながらも今まで通りにサクサクと歩く。 角を曲がる頃には追いついてしまい、こちら側の車線へと移ろうとしているおばさんの姿がチラリと見えた。 方向同じかよ…やだなぁなんて思いながら歩いていると、不思議なことにラジオの音は近づきもせず離れもせず、一定の距離を置いて後ろをついてくる。
…流石に気味悪くなって少々足場は悪いが、反対車線側へと移動した。
小さくなるラジオの音。 知らない内に、大分その音をストレスとして感じていたらしい。 イライラとした気持ちを抑えつつ、少し足早に歩く。 ペースを遅く走っているおばさんはもう追いついてはこないだろう。 そう思いながらも一度覚えた不安感は拭えず、ふ、と後ろを振り返る。
20メートルほどあけて、自転車のライトが自分の後ろについていた。
…何でこっちの車線についてくるの!? スピードもさっきより早くなってない?
流石に恐怖を感じ、枝道へと避難する。 この枝道は最終的に大通りへと出ることができるが、基本的には住民の人たちしか使わないマイナーな道となっている。
途中何度も振り返る。 流石にこっちまで同じ方向ということは無いだろう。 たまたま帰る方向が一緒だったのだと自分を説得して、ようやく落ち着いて暗い夜道を歩く。
耳障りな音が常に自分に付きまとうってのは結構不快で恐怖感を煽るものなんだなぁ。 今度何か怪奇小説にでも使ってみようかな。
そんなん思いながらしばらく歩いていると、後ろから自転車が一台近づいてくる。 結構なスピードで近づいてくるので、さっきのおばさんではないだろう。 これでラジオが鳴っていたら私はラジオ恐怖症になるぞ、なんて軽く考えながら近づいてくる自転車をちらちらと見やる。
……近づくにつれ、嫌な予感が増してくる。 振り返らずとも音で、恐れていたことが現実になったことを知った。
例のラジオババアだ。
なんで?!そんな早く走れるんならさっさと行けばよかったじゃん!? ってか、なんで追ってくるんだよ?!(叫)
傘を強く握り締め、猛スピードでチャリをこぐババアを睨み付ける。 ラジオババアはこちらを気にしながら、すこしスピードを緩めて隣を通り過ぎていった。
そして、左右に分かれるT字路に差し掛かる。 そこでどちらに行こうか少し迷う。
……いや、迷うなよ!! テメェで選んでこっちのわき道来たんだろ?!
自転車をふらふらさせた後、左へと曲がっていく。 スピードはまた緩やかになっていた。 迷うことなく、私は逆方向へ。
………マジ怖かった…ι 訳のわからねぇ人間ほど怖いものはないだろう。 帰るなり弟に泣きつく。
彼女は一体何がしたかったのだろうか? っていうか、何故ラジオを荷台にくくりつけ、 鳴らしながら夜道を走っているのだろうか? ゆっくり走ったり早く走ったり、スピードにムラがあるのは何故? ……ってか、未だに信じたくは無いのだが私を明らかに追いかけてきたよな?
暗い夜道で怖かったのか? 誰かと一緒に帰りたかったのか??
ラジオババア。 できるならばもう2度とお目にかかりたくないものである。
川口駅のエスカレーターでおっさんが上から降ってきたり バイトの子が欠席して2人で店を回さなきゃいけなかったり 外人が携帯買いに来てなけなしの英語で必死に対応しなければならなかったり(いや、それはそれでネイティブな英語に触れられて楽しかったけどw)
なんだ今日は。厄日か?厄日なのか?
2005年07月07日(木)
|
|
|