ミステイク(仮)...わたし

 

 

前夜 - 2006年09月28日(木)

明日、彼は行ってしまわれます。
私は「出征」と呼んでいます。

彼は不安がっています。

昨日、いろんなことが重なってしまって最高に落ち込んだ私は、
今現在はちょっと落ち着いています。

昨日、最高に落ち込んで泣いて愚図愚図言ってたら、
彼が私の首を絞めてくれました。

やっぱり苦しくなって暴れて泣き喚き散らしました。
私なんて結局こんなものです。

出征前に会えるたぶんラストなのに、
私は何てことしたのでしょう。
彼に何てことさせたのでしょう。
私なんて結局こんなものです。

そして、出征前夜、といいつつもう当日の早朝四時前。
彼は徹夜しそうです。
だから私も起きています。

彼は東京に行く。サラリーマンになりに行く。

死ににいくのではなく、
永遠の別れでもない。

社会人として生きる新生活を新しい土地で始めなければならない、
彼が何より心細くて不安で淋しい思いをしているのだ。

私の悩みはきっとちっぽけだ。
現実から逃げたい、いつものガキな発想からだ。

私なんて結局こんなものです。
きっとそうなんですよ。

でも私にとってはそれがすべてなのです。
どんなにちっぽけでも、それがすべてなのです。

もうなんかなにいってるかわかんなってきたやわたし。


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