かのん♪の日記

2006年04月28日(金) 技術確認作品(カトレア)完成ぃ〜♪

今日はM1さんのグラスアートレッスン日。
電車到着より少し早めに家を出て、
コンビニにてランプシェードの図案をコピー♪
そして、M1さんをいつもの場所でお迎えし、自宅へ。

今回は課題としてM1さんにカトレアのリード線貼り(表面)と、
フィルム貼り(裏面)までしていただくことになっていたのですが、
きちんと課題をこなされて、丁寧に仕上げられていました。

点検で何箇所かフィルム同士がくっついて空気が入りやすそうな場所があったので、
その箇所を手直ししていただいて、
今日はクリスタルサインを利用して、裏面のリード線貼りに挑戦してもらいました。

1番気を使う箇所は1.5ミリのリード線を表にあわせて貼る場所なので、
気力がある最初にそこ箇所のリード線を貼ってもらうことに。
色々アドバイスしながら作業をしたのですが、
1.5ミリのリード線を貼るだけで2時間近くかかってしまい、
1.5ミリにリード線が終わったら、休憩がてら昼食をとり、
そして、3ミリのリード線を貼る作業を1時間半くらいでしてもらい、
私が再点検し、リード線の表のリード線とかなり違っている部分を指摘し、手直ししてもらい、
端のリード線の始末を確認し、最終の額縁を3ミリの2本取りで角が額縁カットしてもらい、
粘着面を線浄水を含ませた綿棒で綺麗にし、
最後はクロスにてガラス面をきれいにして、
技術確認作品、カトレアの完成でぇ〜〜〜す♪

そして、必須書類のアンケートや感想などを記入してもらい、
これで技術確認作品を配送できる状態になりました。
(今晩念入りに梱包し、明日配送!
 技術確認室には5月1日に到着予定、結果は・・・いつ?!)

そして、M1さんが次回製作されるランプシェードのフィルムの切り方について説明し、
製作過程の資料と図案(展開図と輪になっている部分をつなぎ合わせた部分の図案)をお渡しし、
今日のグラスアート教室は終了ぉ〜〜〜〜♪

M1さんを見送った後再点検したのですが、
きちんと規定に沿ったとおりに製作しているし、
空気も入らず綺麗に仕上がっているので、
大丈夫だと思うんですが。。。
やっぱりきちんとした結果が届くまでは心配かなぁ?

今回もM1さんの技術確認の作品は、
結果が分かり次第、良い結果の時に公開予定です♪
(いつになるか分かりませんが・・・)

で、今日は何も作品を載せれないので、
リード線の三つ編みについて多くの問い合わせがあったので、
これから解説しちゃいます♪

=グラスアートのリード線の三つ編み(表編み)解説=
※写真はフォトアルバムを上から、また左→右と参照してください。

三つ編みといっても、2種類あることをご存知ですか?
通常表編み、裏編みと言われているのですが。
表編みは中央に左右から上へ上へと編みこんでいくので模様がはっきり浮かび上がり、
裏編みは中央に左右から下へ下へとあみこんでいくので模様がはっきり浮かび上がらないんですよね。

それで今回は模様がはっきりする三つ編みの表編みの開設です。

1.1.5ミリ(または2ミリ)のリード線3本
  パレットシート(シールの裏紙のようなツルツルした紙)
  マスキングテープ、油性マジックを用意します。

2.パレットシートのツルツルした表面ではない裏側に、
  使用するリード線の3本の合計幅を直線で油性マジックで書きます。
  また、2本のマジックと交わるように始点となる線を書きます。
  (写真1参照)

3.パレットシートをツルツルした表面に返し、
  始点の上部からリード線を3本貼り付けしマスキングテープで固定、
  またパレットシートの上を机などにマスキングテープなどで固定します。
  (写真2参照)
  今回は分かりやすいようリード線の色は
  右端からを使用しています。

4.写真3のリード線の状態は右端から金(ブラス)、、ブラック(黒)、ナチュラル(銀)。
  (写真3)

5.写真3のリード線で1番左にあるナチュラル(銀)を中央のブラック(黒)の上側に持ち上げ、
  1番右側にあるブラス(金)の傍に寄せます。
  (写真4)

6.写真4の1番右側にあるブラス(金)のリード線を中央のナチュラル(銀)の上側に持ち上げ、
  1番左端にあるブラック(黒)の傍に寄せます。
  (写真5)

7.今度は5の繰り返しで、1番左にあるブラック(黒)を中央のブラス(金)の上側に持ち上げ、
  1番右端にあるナチュラル(銀)の傍に寄せます。
  (写真6)

8.上記5〜6を繰り返しながら、
  自分の必要な長さより長めに三つ編みをしていき、
  三つ編みの出来た部分をリード線カッター(出来れば別たち使用が良い)で、
  リード線を切り、模様編みを必要としている部分に使用する。
  (パレットシートの紙の上で行っているので、
   リード線は粘着力をなくすことなく、使用できます♪)
  (写真7:三つ編みしたリード線の一部分)

このつたない説明でお分かりいただけましたでしょうか?
また何か分からないことがありましたら、ご質問ください♪


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