日々雑感
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大学でゼミ。電車の中で池澤夏樹『スティル・ライフ』を読む。この人の小説をちゃんと読むのは初めてだが、名前がいいとずっと思っていた。(本名かペンネームかは分からないが)「池澤」という姓は水のイメージ、それに夏の樹が重なって、端整でみずみずしい印象。「樹」のつく名前は、春樹(村上春樹)、夏樹(池澤夏樹)、冬樹(モト冬樹)と揃っているが、「秋樹」は聞かない。やっぱり声に出したときに言いにくいからか。「アキキー!」
ゼミのあとはいつもどっと疲れる。解放感のせいか何なのか、帰り道では財布のヒモもゆるんでいろいろと買ってしまう。
今日ははじめにブックオフで内田百�痢惴翆攸�帖』(中公文庫)を買う。そのあと、文教堂書店で庄野潤三『貝がらと海の音』(新潮文庫)。ついでに地元書店の甲文堂で集英社のPR誌「青春と読書」の12月号を手に入れる。(ここは毎月このPR誌だけ山積みにしている)
昨日見た夢が気になっていたので「夢占い」の本を立ち読みチェック。私は海辺のひなびた町にいるのだが、沖のほうからクジラの群れが次々に浜へと押し寄せてくるのだ。浜へ上がって動けなくなったクジラの上にまた他のクジラが重なり、黒い大きな山が出来てゆく。ぞっとするような光景。本によると、クジラは仕事や他人など、とにかく圧倒的に大きな存在の象徴という。それが押し寄せてくるとはいったい何事か。安部公房のエッセイに、陸へと上がろうとするクジラについて書かれたものがあったはずだが、タイトル・内容ともに思い出せない。気になる。
※調べたら、ネット関連の著書を出している「池澤秋樹」という人がいるらしい。筆名らしいけど。「池澤夏樹」のほうは本名だとある人に教えていただいた。また、クジラについての安部公房のエッセイがおさめられているのは『死に急ぐ鯨たち』(新潮文庫)。残念ながら絶版。
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