日々雑感
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夕方通りを歩いていたら、回送バスが走っていくのを見た。帽子をかぶった運転手はしっかりと前を向いてハンドルをにぎり、その背後にはぼんやりとした暗がり。夕方や夜に見る無人のバスや電車は、今ここにある世界とパラレルの別空間を走っているみたいだ。目に見えない何ものかを乗せてどこかへ向かっていくような。
夜は演奏仲間と少し早い忘年会。メンバーのひとりのうちに集まったのだが、主役は皮からつくったギョーザと南米の料理エンパナーダ。どちらもおいしく、お酒がすすむ。温かいものを大勢で囲みながら食べるのは楽しい。年の暮れにこうやって仲間で集まって、いっしょにやってきたいろんなことを思い出しながら飲んだり、食べたり、笑ったり。忘年会シーズン、いい季節だ。ただし、いい気分で飲みすぎてしまうことだけ問題。
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