日々雑感
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2003年12月24日(水) クリスマス・ミサ

クリスマスを過ごして、いちばん印象に残ったのは、その静けさだ。気温は零下15度まで下がった。ミサの始まりを告げる鐘の音が、冷たい空気の中、近くから遠くから響いてきた。

教会では照明がおとされ、蝋燭だけが長い列となってともされている。その灯りに浮かび上がる目を閉じた人びとの姿。自分がここにいるということに気づいてもらうための灯りか。あるいは、何かを導くための道標としての灯りか。

外に出ると、ものすごい数の星である。地上でともす灯りと、天上の星と。


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