2003年09月26日(金) |
命をつなぐオムライス |
原宿にお気に入りの店があって、そこのオムライスが好き。 あとグレープフルーツジュース。 大体私はそこへ行くとこの二つを頼む。 原宿は人が多いから、めったに行かない。 そこのお店も混むから、めったに行かない。 平日の昼に、のんびり行くのがいい。 私がそこに行きたくなるときは、大体死にたくなってる時。 そんな時に、そこで一人でボーっとしていると、少しだけ、そんな気持ちが誤魔化せる。 リストカットが一番ひどい時、私は会社を休んでそこへオムライスを食べに行った。メニューを店員に返すとき、私の傷だらけの左手首を見て、驚いた表情をした店員。そのときの私は、傷を見られようが、どうでもよかった。 オムライスを食べながら、ずっと、平日の原宿を眺めてた。 やけにキレイな日。 私は、あの頃に比べて何か変わっただろうか。 相変わらず、人とはうまくやれていない。 相変わらず、人への依存心は高い。 人を壊してしまった罪が私に重くのしかかる。 私は、私だけじゃ生きていけない。 私を必要だと、愛してると、言ってくれる人が側にいて、ずっと側にいて、 この世界から隔離して、どこかに閉じ込めてくれることを願ってる。 「恋愛以外で自分の価値を見つけなよ」 そういわれても、私、私のこと必要じゃないんだもの。
あそこのオムライス、食べに行きたいな...。
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