奴隷*〜asami(見えない首輪を感じながら)
目次|過去|未来
今日は、麻美がご主人様から、 一度、奴隷を解放されましたときのことを書いてみたいと思います。
そして、最近の麻美は「鞭が怖い」などと。。。
気が緩んでいますので、あの日の辛かったことを思い出し、 初心に戻ることで、自己反省です。。(;^^A)
-------------------------------------------------------------- ご主人様の奴隷にさせて頂いて、1ヶ月が過ぎたある日、 一日、ご調教のお時間を取ってくださるということで、 都心の某ホテルにお呼びいただきました。
そのホテルは・・・ 麻美が以前から一度は泊ってみたいと思っていたホテルでしたので、 その時点で、心は舞い上がっていたのだと思います。
お仕事の関係で、少し遅れてホテルに到着した麻美を、 ご主人様は、既にガウンに着替えてらして、 とても寛いだ雰囲気で、温かな笑顔で迎え入れてくださいました。
そして・・・ ご主人様は、ゆっくりした会話の時間をお取り下さり、 麻美の緊張を解してくださいましたが。。。
反対に、麻美は、その和やかな空気の中、甘えたい気持ちが前に出てしまい、 すぐには、奴隷という気持ちに切り替えができず、
ご調教が始まってからも。。。。
「無理です。」「ごめんなさい。」「もうダメです。」「お許し下さい。」
・・・の連続だったと思います。
この日の麻美は・・・ どのような責めを頂いても、ご主人様が一番お嫌いになる 「自分で限界を決めてしまう」と言う状態だったと思います。(/-\)
そして・・・ 最後の極め付けは、何度、ごめんなさいとお願いしても許して頂けずに、 思わず口をついてしまった「もう止めます。」という言葉と一緒に、
その場から逃げ出そうとしてしまったのです。(/-\)
『動くと危ないだろ!何故、それが分からない!!』
…と、平手が飛んできました。(;-;)
ご主人様が、麻美をあれだけ強い口調で怒ったのは、 現在までを含めてあの一度だけ。。。と思うほど、
それは、怖い怖いご主人様でした。 (怖いがひとつのご主人様は、毎回ですが。。。笑)
そのご様子から。。。 麻美は、(ご主人様から捨てられる。)と思い。。。
すぐに、ご主人様の足元に平伏して、必死にお許しを請いましたが、
ご主人様から・・・ 『麻美、謝る必要はない。麻美が悪いのではない。麻美では無理だ。』
…と、取合って頂けませんでした。(大泣)
「もう一度、麻美にチャンスをください。」
『まだ今日は、鞭も吊りもやってないのだぞ。私の調教は厳しいと言った筈だ。』
「麻美が甘えていました。ごめんなさい。」
・・・・・・・
ご主人様は、しばらく考えられて。。。
『麻美は、私とは感性が合わないようだ。』
…と、もう帰るように促されました。
お部屋のドアの前で、立ち止まって振り返る麻美に。。。
ご主人様は、『早く帰りなさい。』と・・・ 引き止めるお言葉は掛けて下さいませんでした。(;-;)
今でも思い出すと、涙がでてくるシーンがあるのですが。。。
ホテルの玄関を出た麻美は、ホテルの遊歩道の途中で立ち止まって、 ご主人様に、もう一度だけ。。。とお許しを頂くメールを打っていました。
まだ冬の寒い夜中でしたので、寒さでメールを打てないのか。。。 それとも悲しさでメールが打てないのか。。。
歯痒いぐらい、携帯のボタンを押せないでいましたら・・・
その麻美の横を。。。ご主人様が、 『何やってんだ!』…と、通り過ぎて行かれたのです。
そのご主人様の後姿をお見送りしながら、 (もうお許しは頂けないのだな。。。)と、麻美はあらためて感じました。
その日までの麻美は、 「絶対の主従関係」を望んで、奴隷にさせて頂いたにも関らず、 ご主人様の奴隷という立場に甘えていたのだと思います。
そして、多少のことは許して頂ける。。。と、 ご主人様の厳しさに、麻美はまだ気付いていなかった。。。( ̄∇ ̄;;
ですから。。。 あの日の、出来事はあるべきして起ったのだと思います。
今。。。 麻美が、こうしてご主人様の奴隷に戻して頂けましたのは、 あの日の過ちを、二度と繰り返さないとのお誓いして。。。のことです。
そして・・・ 麻美は、あの長く苦しい放置の期間、
「麻美はご主人様の奴隷に戻りたい。もし戻れたらもっともっと頑張れる。」 と、願い続けていました。
それなのに。。。
あの日から4ヶ月後、「鞭が怖い」などと、ヘタレているのですから、 麻美ったら、まったく学んでいないです。。(/-\)
|