ふと、目が覚める。もう昼前だった。 いつものテレビタイマーを設定したままだったので奴に起こされたのだ。 その奴が天皇の話題で盛り上がっていたのだ。 せっかくの休日に何が天皇だ。天皇が私に何かしてくれたのか! と、心で叫び、私はテレビを消した。 昨日の夜にモクが尽きて生きた心地がしないまま寝ていた事を忘れていて、朝いつものようにモクを探した。 が、無い。どうしようもなく髪を洗い、外の世界に飛び出したのだった。 モクを手に入れ、その場で注入。 帰って注入。PC起動と同時に注入。 日が真上に上った頃、洗濯を干す。また隣隣からハーモニカの異音。 「ぼけがぁ」と呟き、反射的に「トレインスポッティング」を窓が震える音量で奏でさせる。 私の楽しみだ。そして注入。 よく考えると、「私こそが迷惑をかけているのでは、」と思うが思っただけにして置いた。 作曲もできぬまま、モクモクの一日だった。 本日付からニッキと言うものを書いてみよう! 昔の友人がニッキをしていた事を思い出した。 とても楽しそう私に見せてくれた事もあった。 よし、今こそ沈黙の逆襲だ! 中立の立場より奇襲をかける気持ちでやろう!と手が勝手に打っていた。 なんと、世の中不可思議が存在するものだった。 Gesドゥアァーのフレーズがどうしても思い出せない一日である。
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