ヘレンの日記
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59回目の広島の式典をテレビで見た。 本当に、戦争って悲しいことですよね。
毎年、この時期になると思い出すことがある。 (戦後生まれなので、体験したわけじゃないけど) 小学校の宿題で「戦争について、家族にきこう」 ってのがあり当時8歳だった私はおじいちゃんに質問。
いつも何でも答えてくれたおじいちゃんが、言葉につまり 「あれは本当に辛かった。思い出したくない。」 小声でそう言うと、おじいちゃんは下をむいた。
子ども心にも、辛さを感じ、その先は何もきけなかった。 おじいちゃんの命日、もうすぐなんだ。
日本人の私たちは、広島、長崎、原爆って言う傷を確かに負った。 毎年、この時期になると、そればっかりがクローズアップされる。 ただ、それと合わせて忘れちゃいけないことがあると思う。
私は、ここ5年間に、アジア在住の人と交流する機会があった。 若い世代は、今の日本に好意を持ってくれててることが多いけど 過去に私たち、日本人がしたことを、忘れたわけじゃない。 ちゃんと知ってるし、彼らも、傷を負ってる。
日本は、被害者と共に加害者。 アジア諸国を侵略、搾取し、多くの人たちを殺めた。 その事実も合わせて見直そうよ。
私は8日から23日まで、インドネシアにいる。
8月17日は、独立記念日、お祭りなんだ。 終戦を心から喜び、日本などからの独立を祝う国がある。
ボルネオ(現 カリマンタンん島)で、地元民を脅し、 捕虜を目的地に収容するために、暑い中歩かせた。 マラリアにかかってる人さえ、二度と立ち上がれなくなるまで。 通称「デスマーチ」。これは、日本人が過去にしたこと。
日本人として、こちらにも責任を取らないと、いけない。
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