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喪失感 - 2004年08月08日(日) 僕は日々を過ごすこと、時間の経過が怖い。 時間がたつたびに必ず何かを亡くしたような、そんな気になる。 日々はきらきらと川のように流れ 陽の光を魚の鱗のように反射させている。 もし川の水一滴が人の一人生ならば きっと光る一瞬こそが人生の最高なのかもしれない。 しかし、水はどこまでもきらきらと輝き 魚の鱗は広く大きな魚を思わす光景もある。 きっと光る人はどこまでも光るのだろう。 僕にはそれがあるだろうか。 日々を川のようにただひたすら流れすぎていく。 得ることもなく、失うものは思うだけ増えていく。 ならば心のもちようかと思い 前向きに思いすぎ、失う恐怖を忘れてしまうということは 大切なものを守る気持ちを欠くことにならないだろうか。 失うことを恐れずに、それでも大切なものを守る。 それが大切ならば 私は、きっと失うことを恐れながら大切なものを守りきれない 愚かな子。 ...
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