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アニソンマラソン - 2004年09月02日(木) 私は花が散るように歌った。心から歌った。 アニソンを。 友達のOチャンと二人っきりで5時間歌ってました。アニソンを。 ドリンクバー頼んで私は何度もジュース飲みながら頑張りました。アニソンを。 もうすごい歌ったよ。 タッチ、エヴァ、おジャ魔女、ポケモン、スレイヤーズ、犬夜シャ、モスラ、戦艦ヤマト、ガンダムシード、最遊記とか。他にも歌ってた気がするけどキリがないので。 しかしここを読んでる人はわかってくれるだろうか。 五時間の中、立った二人でアニソン九割を占める選曲の苦労を。 そして、切なさを。 なにせ最後になると歌うものがなくなって Oちゃんがモスラを何度も歌い始める。 私は歌ったことどころか1回しか聞いたことない魔女を歌い始める。 ピリカピリララ!ピリカピリララ! もはやあの熱気こもる室内で、我々は狂っていたのかもしれない。 否、極端な表現であることはわかっている。 しかし私たちのあのときを表現するには、この言葉が一番適切だと思うのだ。 帰宅すると7時を回っており、私はネットの友人にカラオケのことを話すと 「五時間も(アニソンを)歌えるのがすごいわ」 と呆れられた。私はむしろおじゃ魔女を歌うまで追い詰められた苦労を、汲んで欲しかったがそこまでいれこんでいるのもおかしいので、黙っていた。 しかし非常に楽しい時間であった、一分一分が濃密に流れていた。 あの空間だけ何処かから切り離したように熱気が渦巻いていた。 私はもはや果実の甘さを知ってしまった獰猛な動物である。 未知の領域への好奇心は依存心へ。 こうして私は翌日また口にすることになるのだ。 「ねえ、Mさんカラオケいかない?」 ...
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