DiaryINDEX|カコ|ミライ
つまり彼はエイリアンなのかも知れない。
何度も何度も苛立って話をして話を聞いて いつも思うのは、うさぎは考え方が日本人ぽくないって事。 日本社会に適応するには、自己中に見えすぎてしまうって事。 だからといって何も考えていないわけではないし 傷付かないわけでもないし、思いやりもあるんだって事。 そして、今回の新事実、これは正直意外だったのだけど 自分がズレてる自覚があるって事。
少しだけ、歩み寄りの姿勢を見せてくれた。 俺がズレてるときは、りねこが教えてって言ってくれた。 性格を変える必要は無いけれど、人が求める暗黙の了解的気遣いを 社会の中できちんと装っていけるようになるといいなと思う。 でないとマネージメント系は続けるの本人も周囲もキツいんじゃないかな。
自分が周りに与える不快感の原因が分かってないから 周りがあきらめて何も言ってくれなくなったら迷宮入りになる。 特に日本人はそういうのわざわざ言う民族じゃないから、 うさぎみたいに「察せない」人間は建前を鵜呑みにして困ったことになる。
私も絵描きで、あまり一般常識的考えが出来てるとは思えないけど 人の性格や考えを雰囲気から読み取って 相手次第の対応をすることにかけては、結構自信がある。 それは私が人に不快感を与えることを恐れるからで、ある種の自己防衛だ。 こういう恐れって、誰にでも多少あると思ってたんだけど、 驚いたことにうさぎには全く無い感覚みたいなんだよね。 私の目から、少しでもうさぎに人の心を見せてあげられるといいな。
社会や、私自身も、彼を理解するべく歩み寄る姿勢が必要だろうけど 彼自身が理解を得たいと思って伝える努力をしないと何にもならない。 人に理解されたければ、まず人を理解する態度を見せなければ。 もっともっと歩み寄りたい。 周りの人たちとも、もっと歩み寄ってみて欲しい。 私はうさぎを成長させてみたい。
もちろん私自身が成長して無いと、説得力も何もないけどね。 偉そうなこと言っちゃった分、がんばろう。
月の半分くらい「もうイヤだ好きでいられない別れよう」 もう半分くらい「ああやっぱり大好きだ一緒にいたい」
この繰り返し、しんどいけど、もう少し、続けてみよう。 うさぎの社会性の難を差し引いても、一人の人間として、うさぎが好き。
最後に参考文献として、「僕の妻はエイリアン」という本を挙げておきます。 人と違う人を理解すること、人と違う人が人を理解しようとすること。 そのヒントになりそうだなあと思った本です。
私は密かに、うさぎがアスペルガー症候群だと疑っている。
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