長野まゆみ / 河出書房新社 / 19970108
確かね、これが初めてリアルタイムで手に入れた長野さんの本だったと思うのですよ。 というコトは、ファン暦は5年ちょいですか。 そんなもんか。
ところで、このお話は、何故かやけに読んでいて一文一文が頭に入ってこないお話。 今読んだところになにが書いてあったのか、次の瞬間にはもうわかんなくなってて、何度も何度も同じ行を読む羽目になる始末。 不思議です。
あと、わりと久し振りに読んだんですが、以前はどうというコトもなかったリアルでグロテスクな表現の一々に、何か引っかかるものを覚えました。 電車の中で読みながら、思わず顔を歪めてしまったり。 う〜ん、感受性が豊かになったり、想像力が豊かになったりしたんでしょうか(苦笑)。
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