高橋克彦 / 角川書店 / 20020125 ジャンルとしてはホラーSS集ってコトになるんだと思うけど、必ずしも怖い話ばかりでなく。 恐怖というよりは、切なさ、哀しさを感じさせるものが多いね。 あと、ほのぼのしつつ、深読みするとちょっと怖い、とか。 1番最初に入ってる話がすごく好きかも。 淋しくて切ない、と思った。 あと、女性編集者が書いた解説が、微妙に長野ちっくでさ。 表紙は吉田良の少女人形だし。 なかなかいいカンジの1冊でした。