DOTFAMILYの平和な日々
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2002年02月27日(水) 高校入学手続き

最近、高校入学のための書類がやたら多くて、もうすぐにでも愚息が高校に入学するような気がする。
って、もうすぐなんだけど・・・

9年間一緒だった学校の友達とももうすぐ別れ別れになる。
皆それぞれの準備で忙しいらしい。
受験のために学校を休む子も多い。
(受験日がバラバラなのだ)

愚息は公立高校へ行くので、基本的には受験はない。
クラス別けのために成績表を提出する。
それだけで良い・・・と思っていたら大間違いだった。

24日の日記にも書いたが、とりあえず自分が進むコースというものをまず決める。
それによって取る科目が変わってくるのである。
それだけではない。
中学校は科目によって能力別にクラス別けされている。
(公立は小学校からだが、愚息が行っている学校は中学のみ)
したがって、高校入学時点で取った科目がそれぞれバラバラである。
で、高校で取る科目も変わってくる。

愚息が行く高校は英語は皆同じらしいのだが、数学・科学・社会は選ばなくてはならない。
もちろん選ぶのは本人ではなく、中学の先生である。
数学・科学・社会、それぞれの先生に書類を提出してもらわなくてはならない。
その後、その科目を取る能力があるかどうかの適正テストが行なわれる。(3月19日)
テストに落ちたからといって高校に入学できないわけではないが、ま、入学試験のようなものである。
おいおい、ここは公立だろう!と言いたくなる。
が、これが現実。
というより、公立だからこそだとも言える。

公立高校は誰でも行ける、というか義務教育であるから行かなければならない。
で、入学時点で学力の差が非常に大きいのである。
中学生の分際で、大学の単位を取っている子もいる。(能力があれば可能なのだ)
基本的な読み書き計算すらできない子もいる。
従って、学力別にクラスを別けるしかないのである。
なんかすごいなぁ。

義務教育といっても進む高校はバラバラなので、高校に提出する書類もそれぞれが自分で集めなければならない。
先生はそういうことはやってくれない。
高校のカウンセラーが中学にやってきて説明してくれた(らしい)。
で、愚息は昨日提出するはずの書類を忘れた(らしい)。

愚息「母さん、この前書類渡したでしょう。ちゃんと読んだの?」
愚母「読んだと思うけどなぁ・・・そんなことどこに書いてあった?」
愚息「知らないよ。僕、読んでないもん。」
愚母「母さんだって知らない。母さんが高校に行くわけじゃないもん。」
愚息「もぅ・・・母さんったら全然頼りにならないんだから。」

最初から頼りにするな!

ところで、「アメリカ人は勉強をしない」とか「アメリカの学校はレベルが低い」とか思ってる方がいらっしゃるようだが、正確には「勉強を全くしないアメリカ人がいる」や「アメリカの学校にはレベルの低いクラスがある」である。


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