DOTFAMILYの平和な日々
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昨日は義母の誕生日だった。88歳である。とっても元気である。すげぇよな。
米寿祝いは日曜日にダンナの兄弟一同が集まってやることになっているが、母の日と一緒にされるわけなので、ちょっと寂しかろう。愚息もいないことだし、台所の蛇口も壊れていることだし、お寿司でも食べに連れて行こうかということになった。
義両親はお寿司が大好きなのだが、寿司屋のカウンターで食べることは出来ない。注文の仕方がわからないのだそうである。私だって寿司の注文の仕方なんぞわからないが、厚顔無恥を全面的に押し出し、嫌いな物をずらっと並べた後、美味しいの下さい、と注文する。(私はほとんどの高いネタが嫌いなので、値段の心配無い。)という訳で、彼らは私達が連れて行かない限りは寿司屋には行かない。といっても私達も金が無いので、年に1、2回しか連れて行くことはできない。
さて、義母はとても小さな人なので、元々たくさんは食べられない。義父は90歳を過ぎてから食が細くなり、去年人工透析を始めてから、ますます食事の量が減った。レストランに食べに行っても2人とも半分も食べられない。半分はお持ち帰りになる。つまり・・・テーブルで普通の食事を注文しても、寿司屋のカウンターでにぎり寿司を注文しても、値段はさほど変わらないのである。というか、カウンターでにぎり寿司を食べた方が安上がりなのだ。(お持ち帰り分はないけど。)その上、本人達は大変な贅沢をさせて貰ったと大喜びなのである。
ダンナの弟達や妹は、私達よりもう〜んと金があり、レストランへ食事に行く回数は私達とは比べ物にならない位多いのだが、寿司屋はダメらしい。にぎり寿司は大好きなのに、寿司屋のカウンターには座れない・・・何故だろう?義両親の家の近くに住んでいる上の弟夫婦は、割と頻繁に義両親を結構高いレストランに連れて行っているようなのだが、義両親とは好みが違うので、金を使っている割には感謝されていない。反対に、滅多に連れて行かない私達の方が、使っている金も少ないにも係わらず感謝されることになる。
という訳で、今回も非常に感謝して頂いた。繰り返しになるが・・・88歳になってあれだけ元気というのは凄いな。
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