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2002年07月21日(日)

一人きりでいれば
傷つかずにすむし
壁を作って
誰も私の中に入ってこないでと
誰の目も見ないでいれば
私に痛みを与えてくるものはいないと
思っていたのに

寂しさってのは一番厄介な感情だ
それに付け込み
それに付け込まれる
知らない間にいつの間にかそんなサイクルが
どこに行ったって出来ている

気を許してしまったから
足元をすくわれてしまったなんて
そもそも
全てをとりまく環境
感情
そのものが問題だったはず

不自然な形で
不恰好に生きている

一人が好きなわけではなくて
現に誰かといつも生きている
一人で考え込むのがいいと思ってるわけじゃなくて
どこかにはきだめを作って
誰かに聞いて欲しいといつも思ってる
なにか言って欲しいんじゃなくて
暖かさが欲しい

年をとっていくのが怖いんじゃなくて
今を忘れてしまうのが怖い
焼き付けようとすると
今までのなにかを
忘れてしまう

移ろい行く日々を
穏やかな気持ちでずっと迎えて行きたい
私は走りすぎて
もう
息が切れてしまって
これ以上走りたくないの
あなたと知り合うずっと前から
私は十分に疲れていたの
ゆっくり歩いていきたい
優しい気持ちで
ずっといたい
お願いだから
そっとしといてください
お願いだから
苦しめないでください




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