生きる

「幸せ」についてとても考える。興味がある。
漠然とした想像ではなくて、具体的に考える。

何をしてても完全には満たされない。だけどこれが人を生かす力になるような気がしてる。満たされてしまえば、死んでも構わないと思うだろう。
そもそも、人生に幸せになりたいという願望を持つこと自体、間違っているのかもしれない。
人間は自らの意志で生まれてきた訳ではないし、死ぬ訳ではない。ということは、あたしたちはただ生かされているだけなのかもしれない。ここは戦場で、誰も助けてはくれなくて、しかたなく生きるしかないのかもしれない。絶望として言うのではなく、期待さえしなければ何も悲しくはないと。
生きる目的は「幸せになりたい」ではない。それじゃきっといつまでたっても叶わない。
仕方なく生きる中で、小さな幸せを見つけだす。ただそれだけなんだ。
「幸せになりたい」は、きっと違う。「なる」んじゃない。見い出すんだね、きっと。
恋愛したって結婚したって、夢を手にしたって、幸せにはなれない。
あたしは、誰といても、きっと満たされることなんてないんだろう。
むしろ、誰かと居ることで満たされようなんて期待すること自体、間違ってるんだ。
2005年04月23日(土)

日記ちゃん / はゆな

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