| 涙 |
あたしはきっと 自立する ということを 間違っていた。
母に泣かれて 初めて知った。
あたしが 甘え方や 頼り方を 知らないのは 自分の 育て方のせいだと 母は涙した。
そんなこと ない と 言いたかったけれど
そうかもしれない
と、すこし 思った。
あたしは誰にも頼らないし甘えない。 きっと誰のことも信用してないからだ。 たとえ甘えたくても 甘え方がわからない。 何といって頼ったらいいのかわからない。
他人の意見は聞かない。 自分は間違ってない。
ずっと ずっと 頑なに そうやって 自分を守ってきた。
自立してると 思い込んでた。
間違ってた。
ストレスで胃を壊して 親に心配かけて 何が 闇の先にある音楽 だ。
これまで あたしの音楽活動を ずっと応援してくれてた 親から
初めて やめてほしいと 言われた。
そりゃそうだ。
あたしが 性格を変えないかぎり また近いうちに 体 壊すだろう。
何か 今の状況の何か一部でも 変えないかぎり また 同じことの 繰り返しだろう。
育ててもらったこと 言葉にできないほど 感謝してるのに
母に 自分を責めるような事 してほしくないよ
泣くな。
泣けば 僅かな体力を 消耗しすぎる。
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2005年12月11日(日)
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