東京

よくそんなことが言えるね


あたしがどれだけ悩んでるか
考えてるか
知らないの

よくそんなことが言えるよ


馬鹿みたいって笑うの?

馬鹿にしてるの?

馬鹿に出来るの?

君に何が出来るの?


なんで鼻で笑うの?

感情的になるくらい
真剣なんだよ?

冷静になることが大人?
君の情熱なんて感じたことない。


こんなの仲間だなんて言えない。



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知らない街に
ひとりで抜け出した


コンビニで時間を潰しても

学生街を彷徨っても

如何わしい通りを歩いても

あたしが求めてるものなんてなかった

でも期待を捨てきれなかった


知らない街は怖かった

その夜はとても寒かった

あたしが探してたものはひとつだった


ケイタイの充電器を買った

ケイタイを握り締めて歩いた

狂った人に襲われて死ぬかもしれないと思った


ひたすら歩いた

駅とは反対側に

ひたすら歩いた

だけど求めてるものはなかった




どうして?

どうして君は

楽しそうに笑っていたの?
2006年03月30日(木)

日記ちゃん / はゆな

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