雨の朝

もうすぐ午前6時。
テレビでは震災の慰霊会場を特集をしてる。
手を合わせた。

外は雨の音がしてる。
少し胃がもたれてる。
洗濯しなきゃいけないしちゃんとベッドで寝たいけど、寒くてこたつから出られん。
帰ってきてから約5時間、ずっとこたつむり。


仕事が追い付かなくて、最近毎日12時くらいまで残業してたら、今日は社長が「無理せんと帰りなー、カタログ1日くらい遅れても死にゃせんし」と笑ってくれた。
ちょっと泣きかけた。

なぜか頑張ってることを認めてもらえたような気がして、嬉しかった。

疲れて半泣きでの帰り道、無性に猫が飼いたいと思った。
独りの家に帰りたくなかったから。
あたしがただいまって言ったら、おつかれさまって、言ってください。
それだけでありがとうって泣けるから。




さっき、去年の今頃の日記を読み返した。
1年前の自分は、普通に生活できることの幸せ、を思い知ったみたい。

なんてことだ、1年間のうちにあたしはすっかりその幸せを忘れていた。
好きなものを食べられる喜び、毎日働くことや歌を歌えるという幸せ、やりたいことができるっていうこと。
体が健康であることがどれだけ幸せか。
忘れてた感覚を妙なリアルさで思い出した。


どこでも行ける体を持ってんだ。
君が淋しいときはすぐに会いに行く。
2007年01月16日(火)

日記ちゃん / はゆな

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