|
私は私自身の欠陥を克服して ちゃんと社会に溶け込んで生きていたいから だから毎日仕事をして 笑って 馬鹿みたいに笑っているのだけれど それで肝心の欠陥は治ったのかと言うと 答えは『否』。 逆に日に日に酷くなっていくみたいだ。 何かに打ち込んでいれば何時か其れが自信となって そして生きる強さになるのだと あのひとは教えてくれたけど そんな風に必死になって生きていると 余計に孤独を感ぢてしまって 其の感情を処理する能力は私には無いから どぅしても誰かの助けが必要になってしまう。 だけど本当に私を救えるひとなんて此の世には存在しなくって 其れはとっくの昔に気付いているのだけれど 私は幸せな環境に慣れていないから 何時も相手を傷付ける事しか出来なくて 何でこんなになっちゃったのだろぅと。 本当はもっと前に自分自身の欠陥と 向き合う冪だったのかもしれない。 向き合って否定して無理矢理にでも治す冪だったのだ。 15歳で発病してから 私はこの病を煩わしく思いながらも 何時か時が解決してくれるだなんて安易に受け止めてしまい そして欠陥を認めてしまったものだから 何時までも抜け出せづに 其の内に段々と居心地が良くなってしまって 20歳を越す迄ずっと 其の時間が此の先を生きる為に必要な 人格を形成するのに大切な時間だったなんて 気付きもせづに だけど現在になってやっと。 私は酷く落ち込んでいる。 もぅ既に出来上がってしまったのだ。 『私』と言うものが。 幾つもの欠陥を抱えた『私』。 醜くて汚くて嘘吐きでナルシストで。 一体誰がこんなものを必要としてくれるのだろぅ?? 一体誰を求めれば良いのだろぅ?? 此の先たった独りで生きて逝く勇気さえも 私は持ち合わせていないのに。 どぅやって生きれば良いの。 どぅやって死ねば良いの。 毎晩眠らづにそんな事を考えながら。 今日も世界と戦います。
|
2003年12月17日(水)
|
|