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酷い女だ。 心底そう思う。
男を紹介された。 「すごく優しくていいひとだから絶対大丈夫。」 友人の言葉に嘘は無かった。 優しい。 奢ってくれる。 御金も持ってる。 でも、それだけ。 顔は、正直、キモい。 身長低い。 手が美しく無い。 『男は見た目なんかじゃない。』 私もそう思う。 だけど。 だけど。 生理的に受け付けない顔ってやっぱしある。 話し方。 雰囲気。 立ち振る舞い。 波長が合わないとはこの事か。 全く私に響かないんだよ。 何もかもが。 駄目。 駄目。 何が駄目って男気が感じられない。 言い換えると 頼りがいが無い。 身長が足りない事は余り関係無いのかな。 だって昨日見たポール・スミスの店員さんは 小柄だったけどすごくしっかりした接客で素敵だった。 何でだろう。 喋り方かなやっぱし。 マゾヒストな私としては もっと見下されたいのだよ。 あんなオドオドしたひと厭だ。 駄目。 苛苛する。 それなのに思わせ振りな笑顔を浮かべる私。 嗚呼。 私の悪い癖。 人前で悪態をつけない。 そしたら案の定 「また逢いたい。」 だって。 はぁーーーーーーーーーーーーーー。 無理だよ。 って紹介してくれた友人に言ったら 「お願いだからもう1回だけ逢ってあげてくれない??」 だって。 で、断りきれない自分。 嗚呼、駄目なのは私だよ・・。 阿呆。 『紹介してくれた友人にわるい気がして。』 其れは言い訳。 自分がいいひとになりたいだけ。 解ってる次逢ったら終わりにする!! 絶対!! 『デート代全額出してもらっておいて??』 そんなの知るか。 私が半分出そうとしたのに あいつが勝手に払ったんだ。 無理なものは無理なの。 ここで情を込める事の方が間違ってる。 だってあんな奴と付き合えない。 セックスなんて出来ない。 無理!!
こんな事を考えてる私。 本当に醜い女だな。 まったく。
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2005年04月20日(水)
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