思い出に変わるまで
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姉に三人目の子供が産まれた 12月9日午後10時58分 男の子だ 夜中にメールがあった 新しい命が誕生する 素晴らしい事 まだ名も無い彼の人生はこれからなんだ 真っ白な画用紙に一つ一つ色々な色を付けていくんだなぁ なんてボーっと思っていた
姉の幸せをうらやましくもあった 私もいつかは愛する人の子供を産み、母になることの喜びをかみしめる日が来るのだろうか。姉に泣きながら言ったら「来るよぉ」って 笑いながら答えてくれたけど すごく不安でたまらなくなる
昨日の食事は思ったとおりだった 話も右から左 相槌打ちながらも何を話しているのかもろくに聞けていなかった 相手はどうも「友達から」と紹介者に言ったらしいのを母から聞いていたので私も気負いをすることなく会ったけど、どうもね・・。 話を盛り上げようとか、自分から質問して会話をつなげようとかそんな気も起きなかった。人は良さそうな人。私が別れて数ヶ月だと知った上で自分の経験踏まえて時間が解決してくれると励ましてくれた 食事後ドライブしてた。ふと気づくと以前hideと通った道 彼の会社の近くだ 7月には別れを知らず楽しい会話を弾ませながら通った道 時間を見て会いに来てくれた日曜日、ドライブの時通った道だ 一人暮らしを始めてから車を手放した私には助手席から見た景色の隣は必ずhideが居た やっぱだめだ 時期が早い 私にはまだ彼が忘れられない きっとお見合いの相手は気づいただろうな こんな中途半端な宙ぶらりんな気持ち ごめんなさい 失礼な事だよね 他の人との思い出に頭いっぱいになりながら隣にいる人の存在自体考えていない私はとても失礼な女だよ いつこの身動きの取れない状態から脱する日が来るのだろう まだまだ立ち直る日は遠い・・・。
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