思い出に変わるまで
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Tちゃんがとうとう別れを決めた。 某有名財閥系商社の妻子あるおじさんと付き合ってたんだけど。 このままの状態が苦しくて、自分の将来も考えた上での事。 相手の事は好きだけど、奥さんと別れた上に築く幸せは耐えられない。って。
それでも自分から別れを切り出してから2日間ゴタゴタした。 話し合って、別れて、泣きながらウチに来たTちゃん。 食べ物も喉に通らず、ひたすら泣き続けた。
正直、不倫って堂々と言えるものじゃないし、普通の恋愛と違って手に入らない物分欲しくなるし、相手の気持ちを求める。 禁断だからこそ燃え上がると思う。 でも、自分の気持ちばかりに酔えなくて、当然どうにもならない状況を恨むし、相手の家庭の不幸=離婚も望む、そしてそんな事を望んでる自分に嫌気もさす。 ホント、この繰り返し。
Tちゃんも別れた後の寂しさを考えるとなかなか切り出せなかったのに自分で幕を引いた。
偉いよ。 私には出来なかった。
「これで良かったんだ」って言い聞かせてるTちゃんの様子が痛々しかったけど、気持ちが落ち着くまで話を聞いて、ありきたりな言葉を並べるしか出来なかった。 しばらくは泣いて過ごす日々が続くよ。 何を見ても思い出して涙が出ると思う。 でもね、そんな日々を過ごさなきゃ自分の中で消化できないから。 次のステップに踏み出せないから。 頑張って、Tちゃん。
一人で部屋に居るのが辛ければmamiが飛んで行くから。
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