信頼

2004年02月02日(月)

彼のことを信じてる。
そりゃ、不可解な行動を目の当たりにして、
疑心暗鬼になったりすることもあるけれど。
やっぱり心の奥では信じてる。
信じていこうって思ってる。
だって信じなかったら、何も生まれないもの。
愛情も絆も。
すべてはそこから始まるはずだから。



でもね、そんな自分がタマに怖くなるときがあるんだ。
だって知ってるから。
人の心は1秒ごとに移ろい行くことを。
そんなの痛いほど身をもって経験してる。
気持ちは努力だけじゃ、どうにもならないし。
努力しなきゃ、どうにもならないのも事実。
私に一番優しいはずだったあの人が。
いつしか私を一番傷つける存在に変わってしまった。
残酷な光景。
でも、それが現実。



信じていればいるほど、
裏切られた時の傷も大きくて。
ドクドクと流れる鮮やかな赤い血を呆然と眺めながら、
じっと1人ぼっちで痛みに耐えるしかない。
もしこの先、そんな事態が降りかかってきたら、
私は再び立ち上がれるんだろうか?
そんな妄想と戦っている。



それでも私は、彼を信じずにはいられない。
心を預けて、心を晒して。




←エンピツ投票ボタンです。押すと文字が変わります。
 INDEX 


My追加


karinko * mina plus
B B S [ ]