神様、お願いだから

2004年02月12日(木)

いつでも別れは突然で。
昨日までは甘い台詞を囁いていた唇が、
氷のような冷たい言葉を吐き出している。
ねぇ、いつからそう思ってたの?
ねぇ、私のどこが嫌いなの?
ねぇ、昨夜の「愛してる」は嘘だったの?
ねぇ、愛していないのに抱いたの?
ねぇ、あなたの本当の気持ちを教えて?
ねぇ、ねぇ…。
寂しいよ、助けてよ。



あの頃の私の気持ちが急に蘇ってくる。
切なくて、痛くて、苦しい。
初めての恋。
初めての愛の告白。
初めてのデート。
初めてのキス。
初めてのセックス。
純粋だった私の想いも、
全部跡形もなく消えてしまった。




←エンピツ投票ボタンです。押すと文字が変わります。



臭いことを言うようだけど、
私の青春のすべてを彼に捧げた。
ずっと、ずっと一緒に居られると思っていた。
そして、彼も私と同じ気持ちだと信じていた。
あの日が来るまでは。
長い間、裏切られていることを知るまでは。
彼が、彼女を選ぶまでは。
知り合って10年。
別れて5年。
声が聴けなくなっても、
顔が見れなくなっても、
どんなに酷い言葉を浴びせられても、
今でも彼を信じてる自分が信じられない。
もう2度と、こんなに人を愛することなんかできない。
もう2度と、こんなに人を信じることなんかできない。




←エンピツ投票ボタンです。押すと文字が変わります。



だから、怖い。
また、あの時と同じように、
突然別れを告げられるんじゃないかって。
いつもビクビクしてる。
怖がれば、怖がるほど、
どんどん不器用になって。
相手を傷つけて、
わざと嫌われるような態度を取ってしまう。
我儘を許してもらえたら、
愛されてるって実感できるから。




←エンピツ投票ボタンです。押すと文字が変わります。



もし今、私の前からダーが去ってしまったら。
私は、これからどう暮らしていけばいい?

 INDEX 


My追加


karinko * mina plus
B B S [ ]