ありふれた話

2004年02月14日(土)

恋愛の仕方に、正解なんて無い。
こうすれば上手く行く、ああすれば上手く行く、
なんて知った風な恋愛ハウツー本がたくさん出ているけれど。
絶対に正しい方法なんて、無いんだと思う。
恋愛のトラブルを完結にジャンル別で述べてしまえば、
“二股”とか“価値観の違い”
とかいう言葉で括れるかもしれない。
でも、人それぞれ性格も立場も状況も異なるわけで。
ある人はAという方法で、
トラブルを回避できたとしても、
別の人は同じAという方法で、
回復不能なキズを負ってしまうこともある。
そんな当たり前のコト。



近距離でも遠距離でも
別々の道を進む恋人たちも居れば、
ずっと寄り添って歩く恋人達も居る。
多分、その確率は同じくらい。
無数に“別れ”が転がってる。
どんなに努力しても、報われない想いはある。
自分が預けた愛情が、
愛情として受け取ってもらえるかどうかは、
すべて相手次第だから。
強制も押し付けもできないわけで。
私の優しさが、
彼にとってみれば単なるエゴだったり、
彼の思いやりが、
私にとってみれば他人行儀な遠慮だったりすることもあって。
相手の気分とタイミングを推し量って、
正確な気持ちを一生懸命伝えようとするけれど。



恋の前では、他人のどんなアドバイスも役に立たない。
ある温かな言葉が、気持ちを奮い立たせたり、
心を穏やかにさせることはあっても、
2人の関係を動かすのも、
進むべき道を決めるのも自分自身。
恋が終わった時に、
何かのせいにして逃げ出す弱さ。
あの時ああすれば良かった、なんて悔恨の念は届かず。
それさえも精一杯の力限りの自分であったと、
すべてを受け止める力が欲しい。

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