初めての彼氏

2004年03月26日(金)

半年振りくらいに学生時代の友人からメールが来た。

何だろう?と思って不思議に思っていると、




←そして4代目彼氏でもある。



その名前がメールに記されていたとき、

一瞬動きが止まってしまった。

しばらく思い出していない名前だった。

だけど忘れられない名前だった。

忘れられるはずなんか、ない。

彼は私に、恋の甘さも、恋の苦さも教えてくれた人だから。



しかも「○○さん、異動するんだって」という噂話的なものでなく、

友達は彼から私への伝言を託されたっぽかった。

「この街を出ます」という伝言。

私は、どう反応すればいいんだろう。

“頑張って”とありきたりの優しい言葉で励ますべきなのか、

“それで?”と冷たい無関心な態度をするべきか。

とにかく4月には、彼はこの街から消えるんだ。

彼は、この街のどこにも居なくなってしまうんだ。



彼のことは嫌いじゃないし、憎んでるわけでもない。

めちゃくちゃに傷つけられた日々のことを、

良い想い出と思えるほど大人じゃないけれど、

いつまでも根に持っていられるほど根気強くもないから。

でも、でもね。




←っていうかムカつく。



だけどあなたと出会えてなかったら、

きっと今のダーとも出会っていなかったし、

ダーの良さも分からなかったかもしれない。







←心から御礼申し上げます。



今、私、幸せだもん。
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