千歳「『無我の境地』の奥には3つの扉があっとたい」
橘「・・・・・・・・・」
千歳が語る無我の境地の秘密・・・刮目!!
たとえ全国が舞台でも
怯まず、力まず
いつものリョーマ!!
―Genius311 無我の奥を探求せし男―
橘「『無我の境地』の奥・・・………3つの扉だと?」
千歳の言葉に驚く青学・四天宝寺両面々。
千歳「『無我の境地』は知っての通り頭で考えて動くとじゃなくて身体が実際体験した記憶で無意識に反応するもんたい
ばってんそん反動としてもの凄い体力の消耗が一気に身体に襲い掛かってしまう副作用もあっと
俺は無我に出会ってからそれば長年探求し続けたけんね
科学的に分析すっ為に大学病院で脳波ば測定し時には自分の肉体(からだ)ば限界以上に追い込んだりも・・・
(全てはその奥ば知りたいけんたい)
そして俺は・・・『無我の境地』の奥の3つの扉に行きついたったい」
リョーマ「・・・・・・!」
千歳、手塚を指差し
千歳「『百錬自得の極み』・・・3つの扉のうちの1つたい
手塚クンが対比嘉中戦で見せた時は正直身震いしたばい
無我の爆発的に溢れるパワーば左腕一本に集め
威力・回転数などを倍返しで返球し更に無我の副作用の疲労も最小限に抑えとったけんね」
河村「百錬自得はやはり無我だったんだ」
桃城(手塚部長(この人)はもうすでに踏み込んでいたんだ
『無我の境地』の奥にある3つの扉の1つに・・・………)
橘「・・・・・・で お前はどの扉ば開けて踏み込んだとや?」
千歳「バカ言え!足が竦んで開けるだけで精一杯ばい」
四天宝寺「………」
千歳(ばってん今なら・・・・・・桔平が相手なら)
橘(コノヤロウ・・・待っとったって訳や)
「遠慮いらんばい来んや!!」
千歳(待っとったばい!無我の奥に踏み込めるこん瞬間ば!!)
渡邊「!」
千歳の体から無我のオーラが迸り・・・
千歳「7打目・・・・・・」
菊丸「………何だ?思ったよりフツーじゃん」
金太郎「千歳何したん?」
白石「さあ?」
橘のサーブ。
橘「返り討ちにしてやっけん!!」
激しいラリーが続く。
橘「うるぁ!!」
外野「出たぁ 橘の『あばれ獅子』!!」
ボールがネットにあたりコートに入るもぎりぎりのところで返球。
千歳「『神隠し』」
橘「遅か!!」
千歳「その位置での大振りは入らんばい 今ので7打目ばい」
余裕の表情の千歳。その言葉の通り、橘の打球は千歳のコートに入ることなくネットにかかる。
四天宝寺「お おい そう言えば………」
「千歳の言うた通り7打目でポイント決まったでぇー!!」
外野「予言したぜアイツ!?」
「予知能力でもあるってのかよ バカな偶然だ!!」
リョーマ(………)
手塚「今の奴には試合のイメージが一瞬にして見えているのだろう」
不二「…………そんな事が」
千歳「桔平……次は6打目で決まっけん」
橘「……」
千歳「これが3つの扉のもう1つ………
『才気煥発の極み』」
コート上の預言者現る!!?
これが千歳千里の本領!!!
―Genius311 終わり―
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ますますテニス漫画から離れていっているように思うのは私の気のせいでしょうか…!
扉の奥とかさぁ…鋼かよっていう…(笑)
そういえば千歳が無我の境地になるとすっげーキラキラ光り輝いてます。
面白いくらいに(笑)
それにしても、毎回纏めるのが難しくなってきてるよ…!!!
全国大会になってから皆超人テニスしすぎだよ…!
(そう思うと山吹って全国大会でも普通にテニスしてたよね…あぁ、山吹…(つД`))
そんでもって今週も小春が出なくてションボリ…
もう彼は出ないの!!??(何気に気になる存在(笑))
そういえば…「遠慮いらんばい来んや!!」の橘さんが跡部に見える… |