バンド日和・改め・TOKIO日和?
DiaryINDEX|past|will
お友達が送ってくれたまぼの昔のドラマ「おふくろに・・・喝采!」を見ていた。 このドラマは私が昔、まぼをまぼとまだ知らない頃、ちょこっと見たことがあるドラマだ。 自閉症の役。 この前は、たっちゃんが「光とともに・・・」という、子供が自閉症のドラマを やっていたけれど、私は毎回欠かさず見ていた。
自閉症・・・私の息子が通う特殊学級にもいる。 親御さんの苦労は、私なんかが計り知れないほどたいへんだ。
難聴の人は、私がOL時代勤めていた職場にもいた。 でも明るくて、一生懸命にしゃべろうとする前向きなかわいい女の子だった。
全編に流れる、とても身近で痛みを伴うストーリー。 とても人ごとには思えない。 私の息子も、将来はどんな仕事につけるのか、まったくわからない。 不安じゃないと言ったら大ウソだ。
号泣ではないのだけれど、じんわりと涙が胸の中全体に回りっぱなしだった。
「親がいなくなった後も、生きていける場所を見つけなければ」という お母さんのセリフが、現実として痛かった。
「朋、じゃま。学園に帰る」と言ったまぼのセリフが、私の胸を突いた。
数年前の私は、ふつうに育っていない息子を邪魔に思っていなかったか? そうだった・・・逃げたくて逃げたくてたまらなかった。 文章を山ほど書くことで、その現実から逃避しようとしていたのかもしれない。 私はふつうに育つ子供とその親が憎くてしかたがなかった。 誰がわかるよ?!この私の苦しみを、って。 それは今ですら、まだ胸の中にあって、時々芽を出してくる。情けないほど。 でも、私には本当に心配してくれる友達がいる。 痛みを分かち合える友達がいる。 そして、数年前の私と比べて、私はずっとずっと息子を愛している。 それだけは言える。誰にも負けないくらい、って思える。
「どんなに強い人間だって誰かと関わり合って生きているんです。 だから人間ってすばらしいんじゃないんですか」 というお母さんのセリフ。 「誰にとっても人ごとじゃないんだよ。誰だってみんなそういう子の親になる 可能性があるんだよ」 というおじさんのセリフ。 救われて行くのが自分でもよくわかった。
まぼの言う「さよなら!おかあさん」がめちゃくちゃ心に染みた。
まぼ、そしてビデオを送ってくれたお友達、本当にありがとう! 息子が学童から帰ってきたら、私も優しい気持ちで接することができそうです。
追記。 ↑の内容とはまったく関係ないのですが(苦笑)、息子を迎えに行った帰り、 たまたまいつもと違う道を通りました。 で、信号待ちしていた、自転車に乗っていた人の真っ赤なTシャツが、 なぜか私の目に止まりました。 背中に書かれたイニシャルを何げに読んでみると・・・ SHIGERU JOSHIMAァ?! なんとその人の着ていた真っ赤なTシャツは、TOKIOTシャツだったのです! いったいいつのツアーのだろ?! どちらにしても、近所にもTOKIOファンがいるってことね?(^_^)v
|