携帯が鳴ると 見覚えのある番号もう2度と声を聞くことはないと思っていたあなた私は何も言えず 眼を閉じたまま懐かしい声に耳を傾け その場に立ちすくむ「空港に居るから」とだけ言葉を残して 電話は切れたのにその声はいつまでも耳に響きまるでずっと会話をしているみたいに私だけがタイムスリップいつもより騒がしい国道沿いバス停まで あと少しなのにもう何台見送ったでしょうあなたが待ってる空港まであと少しなのに 動けない