お疲れ様 私 苦しかったね ずっとずっと抜けられないでいたね 僅かに差し込む光を見上げて なんど壁をよじ登ろうとしたんだろう 途中まで登って 落ちて また登って 落ちて 落とされたり 自分で落ちたり 闇の冷たさに引き戻されたり 少し前から 光が大きくなって 本当に抜け出せる気がしてきてた 絶対に下を見ない約束で 登り続けたんだよ 昨日その誓いを破って 下を見た 心地よかった 我慢してたものが溢れた 懐かしかった 嬉しかった やっぱり好きだって思った だけどだいぶ高く登れたから 光が手に届くとこまで来たの 下を確認した後 壁の終わりに手をかけたよ 私 何年ぶりだろう 想い出は懐かしさに変わり 過去のアルバムへ閉じ込めた 楽しかったことも つらかったことも 全部閉じ込めた 私 がんばるね 今この場所で この時間を 精一杯生きる 大切な命と一緒に 本当にありがとう
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