最強の星の真下

2004年04月06日(火) 観劇。

風邪を引いた。いや、風邪を引き続けている。

しばらくの間、良くなったり悪くなったりと一進一退だったが、この度めでたく二進して声が出なくなった。
接客業でなくて良かったとしみじみ思う。

どーんと休みを取りたいところなのだが、こういうときに限って休めない状況だったりするから悪化するわけで。

ゴールデンウィークはどーん!と休んでやるー・・・と虎視眈々と狙っているのだが、どうなることやら。

その前に今月の観劇強化月間で体力を使い果たしたりして。





サードステージの『ハルシオン・デイズ』を観てきた。
・・・何となく、ピンとこなかった。
3人の「自殺志願者」を軸に話が展開するのだけれど、全く心に響くものが無かった。

何故か?

私が「自殺」という行為をそんなに自覚的・主体的なものと捉えていないからかもしれない。

それは
「自殺したい」「自殺しよう」「自殺するんだ」「えいっ!」
という形で訪れるものではなく。
一心に生きている最中、心の隙間にふ・・・っと何かが入り込んだ時に、気がついたら一歩足を踏み出していた
というような形で訪れるものだと。
魔の一種のような。
「魔が差す」という言葉通りの。

今振り返ると、子供の頃の自殺願望というものは、非常に自覚的なものだったような気がする。あの劇の登場人物達が論じていたように。




これは歳を取ったということなのだろうか。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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