2003年12月24日(水) |
★ 異国のならわしより |
3年ぶりくらいに年賀状を出すことにした。 遠くへ来て この年始の挨拶の大事さを実感した。
旧い手紙の束を捜査、送り先を選り出す。 ズボラずさんな性格が災いし、挨拶も連絡もしなかったため近年のひとびとの動向を知らなかったりする。いづれ会うだろうという気持ちがン年分も蓄積して距離を生んでいる。ひとり暮しの人は、だいたい 引越していて電話をしてみても繋がらなかったりした。実家の電話番号を知ってる人はだいたい連絡がついた。 「実家」があることのありがたさよ。
10年ぶりくらいの友達から電話がかかってきた。 私が彼女の実家に伝言を残したため。
彼女は結婚したとうわさで聞いていたのだけど、 一緒に中学高校時代を過ごした九州から北海道に移っていて子供がいた。 受話器いっぱいに女の子の声が反響して、離れていた間の年月を感じた。 「3歳なんだ!へぇー!!!」という私に 「でも もう離婚したけどね、あっはははー」 という彼女‥相変わらずだった。私は京都でも何回か引越したし引越葉書もマメに出さなくなったので、一部の人としか交流がなくなってしまっていたのだ。ずいぶん探してくれたそうだ。あとで写メールが届いて変わらない彼女の笑顔とその横にそっくりな女の子が写っていた。それから、10年くらい前に描いた私のイラストが玄関に貼られていてその画像も届いた。ヘタクソでひどく恥ずかしかったけど、くだらない私の絵を未だ掲げてくれている彼女にあたたかい気持ちになった。
共通の友達兄妹達も連絡が途切れとぎれで 今頃会いたくなったりしても会えなくなっていた。彼女と話して始めて、そっか10年経ったんだ…と実感した。 電話で話す程じゃなくても毎年の挨拶くらいは交わしておいた方がいいんだ。 女の子ってマメじゃないですか。年賀状届いたらお返事するでしょ。 私、頂いても「わー♪」とかって喜ぶだけで返信はおざなりにしてた。 でもでも、わかった。思い知った。みんなごめん。
年賀状って、すっごくありがたかったんだ!!! 日本の習わしのすばらしさよ。大事にします。
いま、一人暮らしをしている人は ぜひとも年賀状を出しましょう! (郵便局のまわしものではない。) それから、郵便物の転送依頼を郵便局でした方がいい。 前の住所に送られても転居先に葉書が届くから。 そしたら、3年ぶり(もっと経ってるひともいる、)きまぐれな私の葉書もきっと届く。。。(届いて欲しいなあ)
せっかくのバイト休みなクリスマスイブだというのに、年賀状作りに没頭してしまい ダーとふたりで年に一度を過ごすための準備を何も出来なかった。 ごめんね。
ダーの仕事が終ったのは9時ごろだった。 迎えに行きベルクで半額になったゴージャス惣菜並べて 赤ワインを飲んだ(飲んだっていう量も飲んでないが、気分的なもの。)
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私たちは、恵まれない人としてめぐまれてきました。 だけど、何か欠けていたとしても また違うものに満たされ恵まれていたのだと思います。 血の繋がりではない、私の兄妹たち。 とてもそんな言葉では表せないけれど、あいしています。
生きているあいだに、また会おうね。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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