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■ 眠る瞬間
あの時のあの瞬間のあの事を
日常の忙しさで忘れているけど
君が暴れて泣いて叫んで
すーって
あたしの腕の中で安心したように
眠る瞬間をみていると
いつもあの痛みと喜びを思い出して
泣きそうになるんだよ。
一年もたっていないのに
すごい頑丈に育ったから
壊れ物を抱いていたあのころよりも
気楽に抱きしめることができるけど
そのうちだんだん
この手から離れていってしまうんだろうね
君に看取られて
あっちに行けるのなら
今までこわくてたまらなかった
あっちの世界も
ぜんぜん平気だって思うんだ。
まだまだ先の話だけどね。
眠っている君は
何の夢をみてるんだろう。
ママのお腹の中にいた
あのときの事を覚えているのかな。。
おやすみなさい。
またあした。
2005年05月22日(日)
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