宮島でダライ・ラマ法王にお会いした日のこと。 |
2006年11月11日(土) |
ここ最近イベント詰め込みすぎてしまった為、 やっと久々にゆっくりできる日。ふわわー。
11月初旬はダライ・ラマ法王に会いに宮島行ってきました。 ダライ・ラマ14世、テンジン・ギャツォ。1935年生まれ。 チベット亡命政府の指導者であり、チベット仏教の僧侶でもあり。 ノーベル平和賞も受賞した、まさに智慧の大海。
法王に興味を持ったのは、チベットに行ったから。 今までに旅したなかで、多分一番好きな場所かも。 ポタラ宮に残る法王の椅子、チベタン達の法王への想い。 寺に残る破壊の傷跡、チベットの人のあたたかさ。 彼が実質最後のダライ・ラマになるのではないかという不安。 中国に配慮して、法王の来日はほとんど取り上げられない。
法王に対する敬意を表そうと思い、ラサで買った服に タイパンをあわせて、腰にはチベットの布ベルト、 旅で愛用してぼろぼろになるくらい使ったチベットカバン、 お坊さんがチベット寺で作ってるお守りの首掛け、 マニ車ペンダント、チベット語が書いてある腕輪、 (多くはラサで買った旅の思い出の品々) などに身を包んで行ったんだけど・・・!! なんか普通の格好の人ばかりで、若干目立ってた^^; あれーー?私なんか間違えたかなぁ。まあいいや。
宮島口で、赤い袈裟着たチベタン風のお坊さん発見。 チベット語じゃなくて中国語を話してるから不思議に思い 近くをウロウロしてたら、向こうから話しかけられた。 どうもうちの格好がチベタンぽかったから何人かと思ったらしい。 台湾出身で、インドのダライ・ラマ法王のもとで出家したそうだ。
大聖院は結構不思議なお寺で、見てて面白かった。 会場には日本だけでなく、西洋の人やアジアの人など いろんな国から法王に一目会いたいという人が集まってた。 私もダライ・ラマ法王やチベット仏教について意外とほとんど 知らない自分に気づいて、なるべく予習してから来た。
いやー、生で法王を見て、やっぱり感動したね。 『道の三要訣』講伝なんかは、すごく難しかったけど。 質疑応答で、途中から英語で話した部分とかは、 通訳を通すよりも直接話を理解できるから、良かった。 話しながらうっひょっひょって笑うお茶目な部分とか。 30分以上通訳も挟まず喋り続けて、「皆があまりに真剣に 聞いてくれるもんだから、ついついチベット語が分かるのかと 思って喋りすぎちゃったよ。うっひょっひょ」なんて。
たくさんパワーを貰った。 お会いできて良かった。 どうかチベットに戻れますように。
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