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■ 朝焼け
朝がくるのがおそい けど 朝おきるのははやい
雪のひのあさ
窓のそと 雪げしき 空は すこしずつあかるくなって きれいな グラデーションで
細くて 消えてしまいそうな 月が まだ 浮かんでいる
寒いから カイロももって きょうだけは ブーツはいて 真っしろなみちを ケータイかたてに 歩いて
真っしろなみちを 歩いて
駅へいくとちゅうにみえる 向こうのやまは 真っしろで
駅でまってるあいだにも 雪が 舞って
コートのすそだけ 白いもようができる
寒い 雪のひの 朝だけの
とくべつな ごほうび

寒いけど へっちゃら ではないけど
なんだか 嬉しい
雪で 少しでも 喜べるうちは 子ども かもしれない
もしかしたら いつまでたっても 冬には 子どもになるかもしれない
ほんとうは 雪だまつくりたい 雪うさぎとかつくりたい
真っしろな 雪のうえ さくさくと 歩きたい
庭の 雪あつめて 遊びたい
手が 冷たくなったら 家にもどって 暖まって
また 遊びたい
頬が 冷たくなって 赤くなっても
手まで 赤くなっても
それでも また 遊びたい
ちょっとなら ねぇ 降って 積もって
いちめん 真っしろにして
しんとしたくうき なにもない 空
音のない せかい
無 になれる
だから 冬が すき
寒いけど 寒いから
すき
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