| 2004年12月10日(金) |
��249…Cool Cat・Hot Dog |
犬は表情が豊かである。嬉しいときは千切れるほどに尻尾を振って、顔の表情もわりとはっきりと出る。 それに比べて猫は、ほとんど表情が変わらず、気持ちの変化がわかりにくいかもしれない。昼間の眼は特に、瞳孔が細くなり顔つきも鋭く冷たく見える。
実際猫は、あまり人にかまってもらいたいわけではない。本来、仔猫の一時期を除いて、その後の一生を単独で生きる孤高の動物である。野良や野生の猫は、本能に従って孤独に淡々と生きていくのだ。
それに比べて、犬は集団で暮らすのが本来の姿。ボスを頂点とする上下関係に従って生きる動物である。だから犬は、ひとりにされると寂しがる。大勢の仲間と共に暮らすことが幸せなのだ。犬を飼うならできたら複数で、充分にかまって遊んでやらなくてはならない。
猫と犬――習性的には両極端に位置するとも思える動物が、同じ価値観をもつペットとして、人の側で暮らすことを運命付けられているようでおもしろいとよく思う。 彼らは、数ある動物の中から人間の伴侶に選ばれているような気がする。人間には両方とも必要な存在なのかもしれない。。。
長年猫を飼っている友人が、「だからこそ、猫が好き」と言っていた。いつも側にいるけど、お互いに相手を干渉しない。それは、心地よい同居の関係が成り立つことでもある。犬のように散歩に連れ出す必要性もなく、特にしつけなくても、それほど困った問題も起こらない。猫は、気が向いたときだけすりよってきて甘える。そんなときだけ相手してやれば互いに満足――なんだそうだ。
そんな猫たちではあるけれど、猫は、人が思っている以上に感情が豊かだと思う。彼らの心模様は簡単には計り知れない部分があり、それも、何となく神秘性を感じる要因だろうか。 犬よりも野性味を強く残していると言われる猫は、人と一緒に暮らしながらも、どこか毅然としたところがあり、それなりにプライドを守っているようにも見える。
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