てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will


2012年07月04日(水) 現段階では反対である

午前10時30分に始まった厚生常任委員会。途中に長い休憩を挟み、午後11時50分に終了。後半に約1時間の質疑を行った。

その最後に申し述べた《意見》と、その前段で行った《質疑》の概要をご報告する。尚《質疑》については、そのまま読んだわけではないので、一字一句この通りではない。

《意見》

「これまで‘県民にとってより良い、医療・福祉の環境とはどのようなものか’という視点で、‘准看護師の養成を停止する’ことがもたらす影響について、質問してまいりましたが、残念ながら、明確な、納得できる答弁を得ることは出来ませんでした。

看護師養成制度の統合自体には、反対するものではありません。しかしながら、今回常任委員会に示された‘あり方検討会’の報告にも、養成停止の‘前提’と書かれているところの、‘看護師の養成を増やすこと’‘離職防止などとあわせて就業看護師数を増加させること’‘准看護師から看護師過程への移行のための支援策を講じること’について、「これからの検討」とする答弁が多く、現段階では実効性のある施策が採られるのか疑問であります。

更には、先の代表質問で我が会派が主張した、‘県民との対話を重ねていくこと’についても、十分行われているとも思えません。一方で准看護師の養成を停止する時期のみが、平成26年度をもってと、先行して示されていることは、大変な違和感があります。

そこで民主党・かながわクラブ県議団と致しましては、平成26年度をもって、准看護師の養成を停止することは、現段階で、反対である。と明確に申し上げて、私の質問を終わります。

《質疑》

�)棆餤弔梁緝充遡筺紛疇B臺綉聴�/民主党/逗子市・葉山町選出)に対する知事の答弁について

★知事は「看護師ではなく准看護師になりたいという人はいません」と断定した。このような事実誤認から、今回の話が始まっていることは問題。県として把握しているデータはあるか。

★知事は「説明する」と言うが、自分の考えを一方的に伝えるのではなく、県民から「ご意見を承る」という姿勢で「対話」を重ねることが重要ではないか。

�⊇擺埜酩慳簑蠶敢左‘げ駟鷙霆颪砲弔い�

★准看護師の養成停止は、「国で決まったこと」という論調が一部である。しかし政府において決定されたという形跡はない。何を以て「方針」と言っているのか。検討会の報告はあくまでイチ検討会の意見ではないか。

★報告書で「21世紀早い段階で統合」とある。しかしその後その通りには進んでいない。その理由にこそ課題があるのではないか。進めたくても進められない実態があったのではないか。

★報告書は、�―擺埜郢佞梁垓�面の課題、�⊂�来医療環境の予想、の2つの柱で構成されている。�,牢�に大方現状解決されているし、�△砲弔い討聾従�と大分違いがある。�△任蓮崕擺埜郢佞隆�望者が減る」「看護師全体の供給が需要を上回る」とあるが、まったく違うではないか。既に前提が崩れている以上、この報告書を以て、養成停止と向かっていくのは問題である。

��准看護師が「医療の高度化・専門化」に対応しきれていないと言われていることについて

★医療や介護を受ける県民から見て、現場で、どのような不都合や不利益が起こっているのか。

★医療機関は、役割分担が進む傾向にあるが、「専門家・高度化」はすべてで必要なのか。

★福祉施設で期待される看護師・准看護師の役割は、元々医療機関でのそれと違う実態があるが、見解は。

�ね楡�停止の「前提」と書いてある「看護師不足対策」と「准から正への移行支援」について

★「前提」とはその文字通り、上記2つが達成されない限りは、養成を停止しないということか

★看護師を増やすというが具体的にどのように増やすのか、また何人くらい増やそうといているのか、数字を交えて聞きたい。

★准から正への移行は簡単ではなく、かなり膨大な物量を伴う支援が必要になるが、県はそこまでやる覚悟があるのか

★「准看護師だからなっている」という人が、結果として医療現場からいなくなってしまうことをどう考えるか、また准を入口にして正になりたい人も、かなり減ってしまうことになるがどうか

�ヌ唄屬僚擺埜郢嬪楡�機関について

★学校・学院は地域に根付いている。県庁から縦の施策ラインで見れば、補助金を出しているイチ組織かもしれないが、地域を面として考えてときに、なくてはならない存在である。県の他の各種施設や県有地についても、これまで改廃や統合や売却で、地域との信頼関係を損ねてきたが、今回のこともそうなると懸念している。地域とどのように対話するつもりか。

★県の補助金がなくなれば死活問題となるが、仮に民間の養成機関がおカネのやり繰りが出来たとき、養成の停止はされないことになる。それでは単に補助金を切っただけになるのではないか

★現在の学校・学院が正への移行をすれば、建物の前面改修や教員の確保など、かなり膨大なおカネが必要になる。県が支援しようとすれば、それこそこれまでの補助金とはケタの違う予算がかかるが、それを含めての覚悟があるのか

●今日一日

【午前】
県議会民主党政務調査会/議会控室
県議会民主党部会長会議/同
厚生常任委員会/委員会室

【午後】
県議会民主党役員会/議会控室
県議会民主党全体会議/同
厚生常任委員会/委員会室

【夜】
厚生常任委員会/委員会室

厚生常任委員会のみ遅くなりました。


てらさき雄介 |MAIL |HomePage