てらさき雄介の日記
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| 2025年04月02日(水) |
サハリンからの民間人のシベリア抑留者 |
「脱露」という本を読んだ。シベリア抑留者のノンフィクションだ。しかし過去に聞いてきた軍人たちではない。民間人であるにも関わらず、ロシアに連れ去られた人たち、そして戦後サハリンで捕まった人たちの話である。
幾人かの人生を述べているが、うち長寿な方はつい最近までご存命だった。ロシア侵攻後のウクライナで人生を終えた方もいる。本は一部しか書いていないが、長い年月の中で想像を絶する物語があったと拝察する。
大日本帝国の歴史に学ぶことは多い。全てが昭和20年で終わった訳ではない。終えることが出来なかった、多くの人たちがいる。もっと知りたい、本を読みたい。イデオロギーを越えて、今は素直にそう思っている。
●今日一日
終日所用
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