みょうの日記
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| 2006年04月25日(火) |
昨今は簡単なこともわからないようで・・・ |
************** 倒産した新潟県柏崎市のテーマパーク「柏崎トルコ文化村」の跡地処分に伴い、柏崎市がトルコから贈られた「建国の父」のケマル・アタチュルク初代大統領(1881〜1938年)の銅像(高さ5メートル)を一緒に県内の観光開発会社へ売却する方針を決定。同国大使館が不快感を表す文書を送っていたことが分かった。市民からも「外交的な非礼」と指摘する声が上がっている。 **************
トルコといえば、日本をとても好きでいてくれる国の一つだ。 こういう国に対して、なんでわざわざそれを壊すような行動をするかねぇ。 あさはかすぎる。 いや、友好国であるなしに関わらず、人(他国)から好意でいただいたものを売り払うってどうなの?
市長は「友好関係を損なう意思はない」と話しているらしいけど、「はぁ?」としかいいようがない。 うちの市長の言ったことだったら恥ずかしくっていられないよ。 更に言えば、うちの父がそんなことをしでかしたら「アホかー!」と、張り倒すぐらいはするかもしれない。
最近は、こういう、相手の気持ちも慮らず・・・非常識なことをしでかすお偉いさんが多くって困るね。 しかも本気で「何で悪いのか」わかっていないみたいなんだから始末に負えない。
日本という国を友好的に見てくれているのは、明治時代の「エルトゥールル号事件」までさかのぼる。他の国も・・・まぁ、印象から言うと今の日本人が記憶にないぐらい昔のことで義理を感じてくれていることが多い。
相手の好意に胡座をかいて無神経に礼を失することを続けていれば、やがて人の心は離れていく。礼儀を重んじていた先人の心を忘れた日本人は、近いうちに痛いしっぺ返しを食らうかもしれない。
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