みょうの日記
DiaryINDEXpastwill


2007年01月28日(日) 時効の必要性

以前、殺人罪でさえ時効成立まで15年程度だった。現在は25年に伸ばされているらしいが、そもそも重犯罪に時効の必要性はあるのだろうか。
特に家族を理不尽に奪われ地獄のような苦しい日々を送る遺族にとって何年経っても決して長い日々ではない。
たかだか何十年で、自分の家族を殺した者を裁く権利さえ奪われるのだ。
事件によって被害者は一度殺される。家族は毎日殺される。そして、時効によって被害者は二度殺される。
この事実を、法曹はなぜ理解できないのか。

裁判制度が近々変えられる。陪審員制度になるという。
陪審員制より何より時効制度をきちんと変えてくれ。10年延ばしたぐらいじゃ足りない。重犯罪に時効は必要ない。10年20年潜伏していられる人間が、罪の意識なんか持っているものか。実際、時効成立後にノコノコ出頭してくるような人間だっているのだ。たとえ新制度後だったとしても、この犯人は事件後26年で出頭なのだから、どのみち時効は成立している。遺族にとっては最も腸が煮えくりかえる仕打ちだろう。
時効がある限り、それを目安に潜伏してやろうという重犯罪者はかならずいる。そんな希望さえ重犯罪者には持たせてはいけない。

司法に最も守られているのが犯罪者とは、ちゃんちゃらおかしいではないか。


みょう |HomePage

My追加