ラズベリー日記

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2003年05月10日(土) 親ばかならぬハムばか

我が家にハムスター(ジャンガリアン・スノーホワイト・♂・小次郎)がやってきておよそ1ヶ月。体重が17グラムも増えてしまって、見るからに太ったハムスター。触るとたっぷんたっぷんしていて。毎夜回転車ガラガラ回して結構な運動量なのにな。太っている方がかわいいんだけど、太りすぎは健康に良くない!ということで心を鬼にして餌を減らしています。ていうか今までが与えすぎ?大好きなナッツ類はしばらくお預け。今まで手であげていたカボチャの種1粒が今の唯一のおやつ。小次郎にばかりダイエットさせて、自分がしないというのも卑怯かなぁ?だんだん薄着になるこれからの季節、小次郎より私の方がダイエット必要?
こんな頼りない飼い主の元に来てしまってこの子は幸せなのだろうか?とフと考える。そんな時巣箱の中を覗き込んだら仰向けに両手足広げてふんぞり返って、まるで酔っぱらいのオヤヂが駅のベンチで寝ています状態の寝姿。絶句。。。っていうか大爆笑。床材(紙)を投げてみたら当たった場所を手でポリポリ。あまりのかわいさにしばらく眺めていたら、寝ながら器用に頬袋から餌を取り出してポリポリ何か食べてる。ハムスターって寝ながらも餌を食べる生き物なの?とはいえ、安心しているからこそこういうポーズで寝ていられるんだろうな、と考えたらちょっと嬉しかった。
巣作り用のおふとん(綿)を小さくちぎってケージの中に入れてあげるとせっせと頬袋に詰めて巣へと運んでいく。だけど途中で餌を発見するとつい餌の方へフラフラ。しばらく餌と頬袋の具合を計った後、出すわ出すわ頬袋の綿。でせっせと餌を蓄える小次郎。私はといえば「こんなにも大量に蓄えておけるのか!」と小次郎の頬から出た綿を眺めてただ驚くばかり。
今までは嫌いな餌はトイレに捨てていたお行儀の悪い子だったんだけど。最近餌を減らしたら食べ物の大事さを悟ったのか、トイレに捨てることをしなくなりました。それどころか最近餌を変えたんだけど、そうした途端今まで嫌いだと思っていた餌が実は結構おいしいということに気づいたらしく真っ先に食べるように。更には速攻巣箱にお持ち帰り。そんなに慌てなくても誰も取らないってば(苦笑)!だけどそれが野生の本能というやつなのかな?生き残るための知恵というか行動なんだと思ったら誰にも教わらないのにそういう行動を取る小さな命にものすごく感心した。と同時に、小次郎とお別れの日を想像したら悲しくなって涙が出てきた。周囲が泣きまくっている映画や卒業式等でも涙流したことない私だけど、実はペットとのお別れというものに弱い。十数年前に飼っていた鳥とお別れした時も寝込んでしまったくらい。それ以来ペットは飼わないと決めていたんだけどな。。。
ペットショップで見かけて、まだ名前もなかった小次郎に一目惚れした私。この出会いが良いものとなることを信じています。


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ちか [MAIL] [ラズベリーピット別館]



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