シンと凍える冷たい空気。体中に満ちる冷気が私を目覚めさせて。それでも心のどこかに澱みを持って。今までもこれからも。何もかもが。私の中に堆積した時間が。私を腐敗させて行く。どれほど凛とした大気に触れても。私が全てから目をそらし、逃げようとする限り。それは。腐敗だ。