月の詩
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時折ふと、何もかも投げ出して。 そうしてなにもないまま。 気付くことがある。 生きている事に飽きていると。 日々のなかで、 確かに大事なことをもっているというのに。 輝ける瞬間を知っていると言うのに。 なお。 先を見つめて、ため息をつく自分を知る。 このままいたずらに年を経て。 いったい、何が変わるというのか。 幾度も同じことのくりかえし、 出口のない迷路のようなものならば。 飽きてしまう。 時折ふと、何もかも投げ出して。 そうして何もないまま。 気付く事がある。 生きる事に飽いてることに。
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