月の詩
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2002年04月16日(火) 生き飽く。

時折ふと、何もかも投げ出して。
そうしてなにもないまま。
気付くことがある。
生きている事に飽きていると。
日々のなかで、
確かに大事なことをもっているというのに。
輝ける瞬間を知っていると言うのに。
なお。
先を見つめて、ため息をつく自分を知る。
このままいたずらに年を経て。
いったい、何が変わるというのか。
幾度も同じことのくりかえし、
出口のない迷路のようなものならば。
飽きてしまう。
時折ふと、何もかも投げ出して。
そうして何もないまま。
気付く事がある。
生きる事に飽いてることに。


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