月の詩
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2002年11月24日(日) 十一月。

11月は、泣く事をためらわない。

どんな痛みも、それは想いの結晶だから。

あの、悲しみと表裏一体の幸福。

私達が手にした永遠。

銀色の輝きの渦の中心。

スタートは11月。

どんなに苦しくて、切なくて、悲しくて、

痛くても。

手首を切るような真似だけはしないと誓った。

この事で、自分を傷つけるのはやめようと、誓った。

誠実さに泥を塗るような真似だけはしまいと想った。

だから。

11月は泣く事をやめない。

いつまでも同じ冷たい涙でも。

そして叶うならもう一度。

あの時を。


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